
「はずれ値だらけの日本人」を読んでみました
2025.09.21
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
日が暮れるのが早くなりました。秋も近いですね。
ようやく涼しくなって来ましたので、屋外でスポーツを楽しむのもいいですし、読書に没頭するのもいいですね。
ある人から紹介された本で「はずれ値だらけの日本人」(本川裕 著)という本を読んでみました。統計値に関する内容ですから、自分にとって苦手な数学の分野です。私の個人的な感想ですが、統計や調査データと聞くと、ちょっと疑いの目で見てしまいます。
例えば、昨年のデータになりますが、柏崎の海の入込数は、令和6年 7月と8月の2ヶ月で27万人(柏崎市商工観光課)と公表されています。週末に中央海岸からヨットに乗りますが、海水浴をしている人はまばらで、本当に27万人もいた?と疑問に思ってしまいます。
あるいは、政党支持率や世論調査の結果をみても、ホントかなぁ?プロパガンダじゃないの?と思ってしまうことも度々あります。
この本の著者である本川裕氏は統計データを見るのが大好きで、好きが講じて研究員になったのだそうです。さらに「社会実情データ図録」
https://honkawa2.sakura.ne.jp/index.html
というサイトを立ち上げています。ちょっと覗いてみましたが、色んな分野の調査結果とともに解説文が載っていて、びっくりします。
「はずれ値だらけの日本人」の本に戻ります。非常に興味深い内容ばかりなのですが、ネタバレになりますので、帯に書かれているものをかいつまんでご紹介します。
日本人は・・・
・無宗教比率が高いのに「霊的感度」、世界一
・社会保障を政府に期待しない度合い、世界一
・飲酒を敵視しない度、世界一
・妻の家事負担率、世界一
確かにそうだなと思うことが並んでいますが、その度合がダントツで世界一だったりします。日本で生まれ育って、普通に暮らしているつもりですが、世界から見ると色んな面で日本人は特殊な民族のようです。
過ごしやすくなった秋の夜長に本を開いてみるのもいいものです。
おわり