STAND BY HOME|スタンドバイホーム 長岡

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ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

2025.03.02

こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム長岡 代表の間嶋です。

大雪で大変な冬でしたが、気づけばあっという間に3月。春の暖かさが心地よい反面、スギ花粉も気になりはじめました。タイトルは方丈記の書き出しとして有名な一文です。いつの間にか季節はうつろいます。

最近、アナログレコードの人気が再燃し、生産量が増えていると聞きました。さらに、カセットテープも注目を集めているというニュースを目にしました。

私の自宅では、中越沖地震の際にレコードプレーヤーが床に落ちて壊れてしまい、それを機にレコードはすべて手放しました。カセットテープも、今の車にはデッキがついていないため、すべて処分。それ以来、音楽はiPhoneで聴くようになりました。最初は曲のデータを入れて再生していましたが、最近ではストリーミングで十分になり、レコード店やCDレンタル店に足を運ぶこともなくなりました。ジャケットを眺めたり、ライナーノーツを読む楽しみはなくなりましたが、便利な世の中になったと感じます。

居酒屋で、インターネット黎明期の話や、MS-DOS~Windows NT、あるいはMacintoshの頃のパソコンや周辺機器について語り合うのは、もはや60代の男性だけ。若者の前で話すと「老害」と言われるので気をつけたいものです。(笑)


「若い社員に『ファイル保存の、このアイコンって何ですか?』と聞かれた」という話を耳にします。3.5インチのフロッピーディスクを使っていたのは30年以上前。20代の若者が知らないのも無理はありません。これに端を発して「俺の時代はフロッピーといえば5インチか8インチだった」と謎のマウントを取る人がいますが、やめておいたほうが無難です。(笑)

昨年のテレビドラマ『不適切にもほどがある!』の流行語大賞を見ても、昭和と令和の違いを感じます。私は普段テレビを見ないのですが、今年に入ってTVerで視聴しました。時代の変化に驚かされます。

新築住宅もこの30年で大きく変わりました。私の自宅は35年ほど前に建てましたが、畳の和室が3部屋あり、一つは仏間です。屋根は瓦で、出窓もついています。これらは今の新築住宅では全くと言っていいほど見かけません。息子たちも社会人となり、子供部屋だった2階の部屋は空き部屋になっています。

新築を考える際は、現在の生活をより良くすることが大切ですが、長く住む場所だからこそ、家族構成や年齢の変化、社会環境の変化も考慮して計画することが重要です。

私が子供の頃は、留守中でも玄関に鍵をかける家はほとんどなく(実家は特に田舎なので)、遊んで返ってくると玄関の上がりかまちにご近所さんが野菜を置いていくことも普通にありました。しかし今では、在宅中でも鍵をかけ、インターフォンを押さないと開けてもらえない家が一般的です。

世の中は便利になった一方で、本当に良い社会になったのかと考えることもあります。しかし、変化していることは確かです。

住宅を建てることは、ご自身やご家族の将来をしっかりと考える機会になります。住宅の性能や設備に注目しがちですが、それ以上に資金計画を含めたライフプランもしっかり考えることが大切です。

「いくつになっても、自分らしい暮らしを見つけたい」。
その想いに応える家があります。
「ふたりきりの毎日にもぴったりで」。
10年後、20年後のライフスタイルにも寄り添いながら。
「年齢を重ねても、幸せな日々が続くように」。

いつも、いつまでも理想の住まいであるために。
建てるときから、遠い未来を見据えて設計する。
人生のどの瞬間にも寄り添う。
それが「STAND BY HOME」の家づくりです。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

おわり