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フィンランドの事実(片面的な情報の考察~オンライン講習で聞いた話)

2025.04.27

こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム長岡 代表の間嶋です。

先日、オンライン講習を聞いていましたら「フィンランドの事実」という話がありました。

皆さん、フィンランドにはどんなイメージを持ちますか?ムーミン、サンタクロース、マリメッコ、サウナなんかが有名ですよね。私は行ったことありませんし、ぼんやりと北欧の国。ヘヴィメタルのバンドが多い。Nokiaの携帯電話。そんなイメージしか湧きません。それと社会福祉が充実していて、産休や育児休暇が古くから定着している。
確かに、フィンランドは8年連続で幸福度1位の国です。住みたいと思いますか?

講義の続きを聞いてゾッとしました。
フィンランドは日照時間が非常に短いです。一年の半分が6時間ほどの日照時間だそうです。しかも曇りや雨の日が多い。夏は白夜になり日が沈まない日が続きます。そのような気候のため、セロトニンとメラトニンのバランスを崩しやすいことなどから精神疾患になってしまう人が多く、自殺率も高く、アルコール依存症の人も多いそうです。失業率は10%前後。離婚率も人口1,000人あたり2.5人と高い数字になっています。(日本は1.7人です。)事実婚のカップルを含めると7割以上が離婚するので、離婚しない夫婦のほうが少数派という社会です。充実した社会保障制度を支えるのは税金や社会保険料です。
消費税は25.5%、所得税は累進課税ですが過去30年の平均は約54%。社会保険料率は本人と会社負担を合わせて30%程度と聞きました。
それでも8年連続幸福度1位。何を幸福というのかわかりませんが、自分は日本のほうがいいと思います。

つまり、一方の面だけを見ていると、全体の姿を見誤ってしまうということです。全てのものには裏と表があり、メリット・デメリットがあります。

サブタイトルの「片面的」というのは、一方の当事者だけが思っていて双方の共通意思でないことを言います。
例えばなんですが、新築の間取りを考える場合、ご主人は「自分だけの書斎や趣味の部屋が欲しい。」とおっしゃいます。「奥様はそんな無駄なスペースはいらない。それより子供部屋が優先。」と言ったように、ご夫婦で意見がまとまらないことがあります。医師であるご主人はお仕事が忙しくて工務店との打合せの時間が取れず、奥様とだけ打合せをして間取りなどを進めていったらどうなるでしょう?(この様に両者の意見が真っ向から分かれる場合、二項対立という概念がありますが、この話はまた今度にします。)

私たちスタンドバイホーム長岡では、しっかりと時間を取り、ご家族全体の今と将来の最適化を考えたいと思っています。

おわり