
大人の修学旅行
2025.06.15
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
皆さんはNHKの連続テレビ小説「あんぱん」をご覧になっていますか?
なんのために生まれて なにをして生きるのか
アンパンマンの歌の歌詞にもなっているこの言葉がセリフにも出てきました。
日に日に戦争は激しくなり、切ない気持ちで見ています。
5月の末、ちょっとした山登りに行ってきました。長野市松代町にある皆神山を登り皆神神社(熊野出速雄神社)を参拝してきました。歩いて登っても1時間位で頂上に着きます。皆神山は世界最古で最大のピラミッドとも言われており、オカルト界隈では有名な山です。皆神神社(熊野出速雄神社)はパワースポットとしてスピリチュアル界隈で有名です。こちらの話は長くなりますので今回は書きません。(笑)
皆神山を下山してからもう一つの目的へ。皆神山登山口から西へ直線で1.5kmほどのところに、象山地下壕(松代大本営地下壕)があります。貴重な戦争遺跡です。
「松代大本営地下壕は舞鶴山(現気象庁松代地震観測所)を中心として、皆神山、象山に碁盤の目のように掘り抜かれ、その延長は約10kmに及んでいる地下壕です。第二次世界大戦末期に大本営、政府各省等をこの地に移す計画で約1年半の突貫工事で約8割が完成しました。」(信州松代観光協会HPより)
こちらは無料で見学できます。
現在のトンネル工事のようにシールドマシンなどなく、削岩機で岩盤に穴を開け、ダイナマイトで爆破し、崩した岩をトロッコなどで運び出すという方法で作られたそうです。びっくりするほどの規模です。それにしてもここに天皇陛下と政府機関を置くという発想にも驚きます。それほど日本は追い詰められていたのでしょう。しかし、それが実行されることなく戦争は終わりました。
今年の夏で終戦から80年になります。いろいろと考えさせられる大人の修学旅行になりました。
おわり