天体観測
2025.12.07
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
「スマート天体望遠鏡 DWARF3」を購入しました。これから冬になり、新潟では星空が見えない日が続く季節なのに。
急に思い立ったわけではありません。高校時代に天文部に所属していましたので、いつかは天体観測したいと思っていましたが、何しろ機材を揃えるのにお金もかかるしスキルも必要なので、自分には無理だなと思っていました。
晩秋の空気が澄んだ夜、グランドで行われた天文部の観望会に参加しました。屈折式の望遠鏡で木星や金星、土星を見たときの感動は今でもよく覚えています。惑星がゆらゆらと揺れて見え、大気の中に生きていることを実感しました。高校時代の楽しい思い出のひとつです。
大学に進学してからはバンド活動に夢中になり、天文への興味は次第に薄れていきました。しかし何年か前に「上越清里星のふるさと館」で開催された観望会に参加する機会がありました。そこには新潟県内最大の口径65センチメートルの反射式望遠鏡がああります。パソコンから星を指定するとモーターが動き、星の自動導入・追尾してくれる機能に驚きました。
近年、個人向けに「スマート天体望遠鏡」が登場しました。天体望遠鏡を象徴する長い筒はなく、高解像度のCOMSセンサーを搭載し、赤道儀やモータードライブ、自動導入・追尾システムといった高額機材が無くても初心者が手軽に天体写真を撮れるようになりました。老眼の目でも、タブレットやPCモニタに映し出される星々を大きく鮮明に楽しめます。望遠鏡本体とスマホアプリはWi-Fiでつながり、家の中や車の中から遠隔操作出来るので便利です。
冬の新潟は晴れる日が少ないのですが、晴れれば空気が澄んで星が美しく見えます。 高校時代の記憶と最新技術がつながり、楽しみが一つ増えました。
おわり