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屋根の雪の重さ

2026.02.01

こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。

連日の降雪で除雪作業の疲れが溜まっている方もいらっしゃると思います。私自身も、通勤に通常なら1時間のところを今週は1.5~2時間かかりますし、自宅車庫前の除雪が欠かせません。もうそろそろ勘弁してほしいですよね。

長岡市では積雪が一時1mを超えましたが1月30日現在のアメダスデータでは95cmとなっています。屋根の雪下ろしをされたお宅も見かけます。

建築基準法では、安全な建物を設計するため、雪も含めた荷重に耐えられる強度を計算することが義務付けられています。令和7年4月から2階建ての木造住宅も構造計算が義務付けられました。

この構造計算の入力値の中で荷重を計算する場合、建物そのものの重さ(固定荷重)と人や家具など建物の中に入るものの重さ(積載荷重)に加えて、屋根に降り積もった雪の重さ(積雪荷重)を加算します。

雪の重さはどのくらいだと思われますか?
長岡市は多雪区域に指定されていますので、1立方メートル(1m×1m×1m)の雪で300kgの重さで計算することになっています。

例えば屋根の面積が30坪(約100㎡)の場合
100㎡(面積)×1m(積雪量)×300kg/㎥(雪の重さ)=30,000kgとなります。30トンの重さが屋根に乗っていることになります。30トンと言われてもイメージしにくいですよね。大型観光バスの重さがだいたい15トン程度だそうです。積雪1m程度ですと屋根の上に大型観光バスが2台乗っているとイメージすればわかりやすいでしょうか?

30坪の面積で1m積もると30トンですから、1坪1mの積雪で約1トンと考えれば覚えやすいですね。

雪は一度積もると数ヶ月は残りますので、多雪区域では雪の重さを長期荷重として扱い、柱や梁が時間が経っても、たわんだりしないように太い部材や強い材料を使います。

雪質によって密度(重さ)は変わります。
建築基準法では300kg/㎥が基準ですが、ふわふわな新雪では50~150kg/㎥(基準の半分)ですし、少し時間が経って締まった雪になると250~500kg/㎥(基準の1.5倍)となりますので、見かけだけで雪が少なくなった(軽くなった)と判断しないほうがいいです。

子供の頃、実家では積雪が1mを超えてくると襖が開かなくなったりして、雪下ろしの合図になっていました。当時の建築基準法は今ほど厳しくありませんでした。アルミサッシもなく、吹雪の日には窓の隙間から吹き込んだ雪が畳に薄っすら積もっていたこともありました。今となっては笑い話ですね。

おわり