旧国鉄篠ノ井線敷を歩いてみた
2024.11.10
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム長岡 代表の間嶋です。
2024年11月4日の振替休日に旧国鉄篠ノ井線敷を歩いてきました。
篠ノ井線は篠ノ井と松本・塩尻を結ぶJR東日本の路線です。現在、明科~西条間は3本のトンネルを通ります。複線用のトンネルとして1988年に建設されましたが片側しかレールが引かれず、現在も単線のまま運用されています。これはこれで興味があるのですが、今回はハイキングコースとして整備されている安曇野の旧篠ノ井線廃線跡を歩いてみました。
コースのちょうど中間付近にある、けやきの森自然園をスタートし旧第二白坂トンネルへ向かいました。
途中、速度制限標識や遮断器、信号機など旧篠ノ井線の遺構を見ることができます。
この日はお天気もよく、紅葉も始まっていました。レールは取り外され落ち葉の絨毯でした。
漆久保トンネルをくぐります。全長53mの短いトンネルです。
さらにゆるい坂道を登っていきますと、ウォーキングコースの終点、旧第二白坂トンネルです。
現在は閉鎖されていますが、観光資源として段階的に整備・補修を進めるという話もあるようです。
鉄の扉で閉ざされていました。
折り返して、三五山トンネルへ向かいます。
三五山トンネルは全長125m。壁面がボロボロなので中央を歩くようにと注意喚起の看板がありました。
往復9kmくらいあります。約2時間半歩きましたので、次の次の日に筋肉痛になりました(笑)
鉄道廃線跡は登山道のように急な上り坂や狭い道もないので安全です。ひとりで楽しい時間を過ごしました。
11月初旬の3連休で紅葉スポットはどこも人混みや渋滞で大変だったみたいですが、こちらはほとんど誰もいませんでした。途中で出会ったのは鉄道オタクと思われる人が1人。その他にはウォーキングを楽しまれているご夫婦が数組。安曇野の秋は静かで美しかったです。
おわり