軒の効用
2025.11.30
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
今年も残り少なくなって、明日から12月ですね。寒くなってきましたので忘れかけていますが、近年の夏の猛暑は昭和や平成の頃とはまるで違う気温になることが多いように感じます。そこで、今回は夏も冬も軒があると有利なことについてお伝えしたいと思います。
この頃はスタイリッシュなデザインで軒(のき)のない家が増えていますが、新潟県の気候を考えると、軒は単なる飾りではなく、家を長期に渡って守り、快適に暮らすために重要な役割があります。
軒の役割は4つ挙げることができます。
1.外壁や窓を雨や雪から守ります。外壁に雨や雪が直接当たりにくくなるので、外壁の劣化を遅らせます。また、窓枠サッシと外壁にはシーリングが施されますが、直接雨が当たらなければ、シーリングの劣化による雨漏りリスクを下げることが出来ます。また、降雪期は雪が積もっても軒があることで外壁は雪に接しにくくなります。
2.日射を遮ります。夏の強い日差しが外壁に当たる面積を少なくします。今の住宅は断熱材によって室内の冷暖房効率が良くなっていますが、外壁が熱くならないに越したことはありません。夏の強い日差しを受けた外壁は70℃~80℃にもなるそうです。炎天下に置いた車のボンネットを触るとやけどしそうになりますが、外壁も同じことです。
3.美観と立体感を高めます。軒が外壁に影を落とし、家に立体感と深みを与えます。
4.窓ガラスの汚れを防ぎます。雨の大部分をカットできるため窓ガラスの汚れやサッシ溝の汚れを抑える効果もあります。
軒は単なるデザインの一部ではなく、家の耐久性を高め、冷暖房費を抑え、住まいの美観を維持するための賢明な投資だと思っています。
おわり