
除雪作業をなんと言う?雪ほげ?
2025.02.09
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム長岡 代表の間嶋です。
新潟県民の皆様、連日の除雪作業お疲れ様です。
テレビのニュースなどでは、除雪作業のことを「雪かき」と言いますよね。しかし、「雪かき」などと呼ぶのは積雪の少ない地域の呼び方で、私たち新潟県中越エリアでは使わないと思うのです。
あなたの地域ではなんと言いますか?
「気象予報士 長谷部愛のブログ」というページを見つけました。その中に「雪かきの方言いろいろ 雪国では雪の質と量によって分かれる」という記事がありましたので、ご紹介します。
雪かき=広辞苑にも載っている全国共通の言葉。
雪はね=北海道の内陸部で使われ、サラサラした雪を跳ね上げて除雪する。
雪なげ=北海道の日本海側で使われ、少し水分を含んだ雪のため、なげる(北海道では「捨てる」の意味)となります。
雪よせ=秋田県で使われ、重い雪を道の端に寄せて除雪することから「雪よせ」と言うそうです。
雪はき=山形県で使われ、ほうきを使って掃き出すそうです。サラサラ雪なんですかね?
雪すかし、雪どかし=石川県や富山県の一部で使うそうです。
雪またじ=岐阜県飛騨地方で使われるそうです。「またじ」は「片付ける」の意味。
お待たせしました。新潟県内では上越、中越、下越で言い方が違います。
雪のけ=下越地方で使われます。「のける」は標準語で方言ではありません。不要なものを取り去るという意味です。積雪量が少ないイメージです。
雪ほげ=中越地方ではだいたい「雪ほげ」が使われます。
「まーたごーぎ降ったすけ、雪ほげしんばねーがーてー。」(また沢山(雪が)降ったので、除雪をしなければなりません。)若い人はこんなふうにあまり言わなくなりましたが。
雪掘り=上越地方から中越地方で使われます。豪雪エリアでは、片付けるとかそんな生やさしい状況じゃなく、とにかく掘るのです。(笑)
雪質や積雪量によって、いろんな言い方がありますね。
日本は南北に長く、日本海側と太平洋側でも気候が大きく変わります。
地域によって住宅に求められる性能も変わってきます。地元の工務店は地域の気候や風土、文化を知り尽くしています。
その土地に合わせて建物を建てるには、法的な規制の他にも、最新の知見と昔からの言われ、知識・経験など、多くの情報が必要です。
お悩みの方は、是非スタンドバイホーム長岡にご相談ください。経験豊富な有資格者が対応させていただきます。
おわり