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雪梁舎に行ってみた

2025.08.03

こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
先日、新潟市西区山田にある雪梁舎美術館に行ってみました。勢いで友の会の会員にもなりました。(笑)

雪梁舎美術館は株式会社コメリの創業者=捧賢一氏が1993年に設立しました。
私が訪れたときは第8回雪梁舎風の会展[フィレンツェ賞展受賞作家展](8月3日まで)をやっていました。フィレンツェ賞展は、国内の若い精鋭作家の発掘と創作支援(フィレンツェへの留学)などを趣旨として始まったそうです。

田舎に住んでいると文化施設が少なく、雪梁舎のような私設美術館(現在は公益財団法人美術育成財団雪梁舎になっています)は大変ありがたいことです。

展示作品については素人が書くことはありませんので割愛しますが、建築業界に身を置くものとしては、美術館の建物そのものも芸術的で大変魅力を感じました。

木造の白壁造り。中には大きな梁がいくつも見えます。展示室は天井を張ってないので構造が見えます。手斧はつりの梁。最近の建物で見るとこはなかなかできません。木材も一見してわかりますが、これを集めるのは大変だったことと容易に想像できます。それと86畳敷き畳の展示室。靴を脱いで鑑賞する美術館はここだけではないかと思います。外構は日本庭園で、池には蓮の花が満開でした。

疲れたら喫茶「田母木」でマイセンのカップでコーヒーをいただけます。
ところで田母木ってご存知ですか?もう見ることはなくなりましたが、刈り取った稲をかけて干すための木のことです。色々とこだわりを感じる場所です。

高速道路を使ったり、国道8号線を車でサーッと通るだけでは気づきませんが、道の駅新潟ふるさと村と国道を挟んで反対側なので黒崎ICからもすぐです。機会があれば是非どうぞ。

おわり