軒のある家はこんなに違う
2026.02.08
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。
1月下旬からの大雪により、被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。弊社にも雪害のご相談が多数寄せられています。また、長岡市でも山古志、小国、栃尾、川口地域に災害救助法が適用となりました。該当する地域の皆さまは引き続きご注意ください。
最近はデザイン性が高く軒のない家が増えています。弊社モデルハウスにいらっしゃるお客様の第一声は「軒(のき)があるんですねー。」というものが多いです。
今回は「軒(のき)」が家を長持ちさせるために果たしている重要な役割についてお伝えします。
1つ目は、軒が傘の役割を果たし、壁に雪を寄せ付けません。
軒がしっかり出ていると降ってくる雪や屋根から落ちた雪庇が直接外壁に触れるのを防いでくれます。

もし、軒がないと壁のすぐ横に雪が積み上がってしまい、常に雪と外壁が接触した状態になります。断熱施工を施してあると言っても、雪と壁は接しないに越したことはありません。
2つ目は、凍害と腐食リスクを減らすことです。
雪が直接壁に接していると何が悪いのか?それは水分です。壁に接した雪が少し溶け、夜間や気温が下がったときに凍結する。これを繰り返すと外壁材の隙間に入った水が凍って膨張し、特に窯業系外壁材を痛めます。
軒があることで壁際に雪の積もらないスペース(犬走り)ができ、壁を乾燥した状態に保てますので、家の寿命に大きく影響します。
さらに掃き出し窓の場合は周りに雪が溜まると、結露リスクが高まり、最悪の場合は隙間から水が入り込むこともあります。モデルハウスにも掃き出し窓がありますがデッキ部分まで軒がありますので、積もった雪が窓に接することはありません。
軒を作ることによって建築コストは少し上がるかも知れませんが、10年~20年と経った時のメンテナンス費用や家の状態を良好に保つためには意味のあることだと思います。昔からの建築の知恵は必ず意味があるのです。
おわり