直江津海底線中継所を訪ねる
2024.03.31
こんにちは。|平屋|スタンドバイホーム長岡 代表の間嶋です。
2008年から続いていた「ブラタモリ」(NHK総合テレビ)のレギュラー放送が終了してしまいました。毎週楽しみにしていましたので残念です。私はタモリさんみたいに博学ではありませんが、一風変わった場所には興味があります。
このブログをお読みいただいている皆さんは当然にインターネットの恩恵を受けています。日常生活や仕事の面でも今やインターネット回線はなくてはならないインフラになりました。海外との通信は海底電信ケーブルから始まります。しかし、その後に長波や短波という電波を使ったものに代わります。この話は長くなりますので、ご興味のある方はKDDIのページをご覧ください。そして現在、海外とのデータ通信は海底の光ケーブルを通ってなされています。海外のサイトを簡単に閲覧できるのも海底ケーブル網のおかげです。
世界の海底ケーブルは「Submarine Cable Map」というサイトからご覧になれます。(興味のある人はいないかもしれませんが)
このサイトを見ると一目瞭然ですが、日本海を横断してロシアにつながっているケーブルが一つだけあります。ロシア側の中継所はナホトカに。そして日本側の中継所は新潟県上越市(直江津)にあるのです。
2023年5月3日にカメラを持って直江津海底線中継所へ行ってみました。
KDDIの施設で周囲にフェンスが設けられています。中への立ち入りはできません。下の写真にあるように、おそらく海上のケーブル敷設船から目印になるように大きな信号灯もありました。日本からヨーロッパへの通信はロシアを通るのが最短距離ということもあって敷設されたのではないかと思いますが、今は国際情勢が複雑なので、実際にどのようなルートでデータ通信が行われているかは分かりません。
いないとは思いますが、もしも訪れてみたいと言う人がいましたら、車は居多ヶ浜展望台の駐車場に停めてください。中継所の周辺は道が狭く、当然ながら一般人の駐車スペースはありませんので。