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ナフサショック

2026.04.19

こんにちは。長岡で平屋を建てるならスタンドバイホーム × 東洋住建 代表の間嶋です。

令和8年4月13日、びっくりするようなニュースがありました。
TOTO、ユニットバスの受注を停止 ホルムズ封鎖で材料ナフサ不足
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC132F10T10C26A4000000/

TOTOに限らず他のメーカーさんも納期未定など同様の状況になっています。ユニットバスメーカーが受注停止するというのはこれまでに聞いたことがありません。ご存知の通り、中東地域における緊張の高まりにより原油価格や調達に大きな影響が出ています。原油の国家備蓄は248日分とのことですが、ナフサは国家備蓄の対象ではなく、民間在庫は20日分(公式な裏付けはとっていませんが )しかないのだそうです。価格も2025年10月~12月の国産ナフサの基準価格65,600円(キロリットル換算)が4月3日時点で134,000円と約2倍になっています。接着剤はエチレン、プロピレン、ベンゼンなどを原料としていますが、これらは全部ナフサから作られます。

ユニットバスは床、壁、天井の貼り付けに接着剤を使用しているため、ナフサがないと製造できません。ナフサは他にもプラスチック、包装材、合成ゴム、合成繊維、有機溶剤など幅広い製品の原材料となっています。先日も、塗装の協力業者様が来社され「塗料もシンナーもあれもこれも入ってこないよ。」と現状を訴えられていました。

経産省は中東以外からのナフサ調達を月45万キロリットルから90万キロリットルに倍増するとしています。代替調達が本格化するのは5月以降です。また、90万キロリットルのうち30万キロリットルは米国から調達するとのことですが、メキシコ湾からの輸送は通常の2倍の45日かかるとのこと。仮に量が確保できたとしても価格がいくらになるかわかりません。

現代社会ではサプライチェーンがグローバル化し複雑になっており、何がどこに影響するのか予測が難しくなっています。このナフサ不足はプラスチック部品の製造にも影響があります。Oリング理論と言いますが、わずか1つのゴム製Oリングが無くても製品は完成しません。平時ならどこにでもあるような小さなプラスチック部品の多くは東南アジアで製造されています。それらは住宅設備機器にも多く使われていて建材にとどまらず、設備などにも影響が及ぶと言われています。

以下は日経クロステックの記事に掲載されている表です。
(出典:https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00154/02784/

当社もこれから着工する工事がございます。引き続き注意深く情報収集を行ってまいります。

おわり